希少動物化

少し前まではななちゃんのお昼寝場所だったお隣の庭を、

三毛ちゃん（もこちゃん）が占拠しています。

もこちゃんがごはんを食べて駐車場からいなくなってから、
ななちゃんのごはんの時間になります。

このように階段の踊り場でくつろぐ姿も、
もこちゃんがいない時だけ。

めったに姿の見られない、希少動物化しています。

「家政婦は見ていた」的な

朝ごはんを食べるもこちゃんとカレシくん（右下）を、

じっと見つめるななちゃん（左上）。

役に立たない

最近カレシくんは三毛ちゃん（もこちゃん）と一緒に

朝晩ごはんを食べています。

カレシくんには、いざという時ななちゃんの用心棒に
なってもらうことを期待して、これまで何キログラムも
キャットフードをつぎ込んで来たのに…

役に立たない奴め。

おかげでななちゃんは、もこちゃんが食事を終わって立ち去ったのを
確かめて、

確かめて、

ようやく階段を上ってごはんを食べていても、

一口食べては振り返り、また食べるの繰り返し。

そんなにもこちゃんが嫌なのに、もこちゃんの食べ残した
カリカリをつい食べてしまうのはなぜ？

庶民派カリカリのねこだいすきフ○スキーや、キャ○ット○ックスは、

値段が10倍くらいするロイ○ルカ○ンの腎臓サポートスペシャルより

おいしいのでしょうか。

ぬか喜び

ななちゃんが久しぶりにお隣の庭でひなたぼっこしています。

すると、ななちゃんから2mと離れていないところに
三毛ちゃん（もこちゃん）発見！
すわ、歴史的和解か！？と思って一眼レフカメラを取りに行って戻って来ると、

ななちゃんはのこちゃんと遠く離れた所に。
どうやら、のこちゃんがいるのに気がついていなかっただけみたいです。

最近来たり来なかったりのカレシくん。
のこちゃんと一緒にごはんを食べるのは平気。
ななちゃんと一緒に食べるのも大丈夫。

だけどななちゃんともこちゃんが一緒にごはんは食べられません。

友達の友達は友達、という訳にはいきません。

竜虎相打つ？

駐車場に三毛ちゃん（本名「もこちゃん」）の姿が見えない時は、

のんびり毛繕いなどしているななちゃんですが、
警戒心がすっかり解けた訳ではありません。

三毛ちゃん（もこちゃん）と鉢合わせしないよう、
食事の時間をずらしてあらわれるので、
ごはんをあげ終わるまでに今までの何倍も時間がかかります。
しかもななちゃんの僕を見る目が最近冷たい。

まあ、ななちゃんにしてみれば、
ごはん係の僕に三毛ちゃん（もこちゃん）との二股をかけられている訳で、
責任は僕にあるのですが…



で、三毛ちゃん（もこちゃん）がいなくなったのを十分すぎるほど時間をかけて確認し、ようやく晩ご飯を食べ終えたななちゃんが階段上でくつろいでいると、
踊り場に三毛ちゃん（もこちゃん）があらわれた！
竜虎相打つ決戦の幕が切って落とされるのか？

…どちらも猫だし（恐がりのななちゃんと甘えん坊のもこちゃん）。

しばしのにらみ合いの後、もこちゃんが引いた！
階段を降りて（手すりの間に小さく写っています）、
やがて、駐車場から出て行きました。

ななちゃんの勝利！（？）
しかし勝ってなお警戒をおこたらないななちゃんなのでした。

まあ、本当は僕がほんの少しななちゃんに加勢したのですが。

一日でも早く、ななちゃんがもこちゃんに対する恐怖心を克服してくれるよう願うばかりです。

あたらずと言えど遠からず

ななちゃんの悩みの種、三毛ちゃん（仮名「のこちゃん」）の

素性が判明しました。

本名：もこちゃん
年齢：推定12歳
ななちゃんの実家、Iさんのお家の飼い猫。
と、いうことは、ななちゃんの後輩猫。

家出や迷子ではなく、Iさんのお家には時々帰っている様子ですが、
Iさんのお家の飼い猫は基本的に家の内外出入り自由なので、
素性が判明しても我が家の駐車場に来なくなる訳ではありません。
まあ、我が家でごはんをあげなくても飢え死にする心配はなさそうだと言うことがわかって一安心ではありますが。

ななちゃんは、三毛ちゃん（もこちゃん）がいない時を
見計らってこっそりごはんを食べにくる毎日が続いています。

ななちゃんに、
「ななちゃんの方が年上なんだから堂々と威張っていなさい」
と励ましても、
もこちゃんに、
「年長者を敬って、ななちゃんの邪魔をしてはいけません」
と人の道を説いて聞かせても、効果がありません。
猫だから。

ななちゃんの受難の日々は、まだ続きそうです。

もこちゃんはななちゃんの２歳年下で同じIさん家出身、

ななちゃんはもこちゃんが大の苦手、ということは…

ひょっとしたら、ななちゃんの家出の原因はもこちゃんだったのかも？